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まず押さえる、3つの費用

まず、仕事を使える形に整える費用、必要に応じて相談を続ける費用、AIなどのサービスを使う料金に分けます。見積書では、それぞれ誰に払うのか、何が含まれるのかを確認してください。

費用誰に・何のために払うか必要になる条件
導入費用シゴツグなどの依頼先へ。業務整理、設定、連携、検証、操作説明など、合意した作業の対価。支援や開発を依頼する場合。初期対応は内容を聞いて個別見積もり。
月額サポート契約した支援先へ。導入後の相談や改善など、合意した範囲の支援。継続支援を希望し契約する場合。月額顧問は任意で、導入と必ずセットではない。
利用ツール代原則としてAI・会計ソフト等の提供会社へ。利用契約に応じた料金。選んだプラン、人数、使用量による。自社への支援費とは分け、見積もりに含む場合は明示する。

たとえば「既存ソフトの設定だけを依頼し、導入後は社内で運用する」なら、月額顧問を付けずに検討できます。ただし、自社で管理・問い合わせ対応ができるかも確認します。必要なツール契約の費用までなくなるわけではありません。

本文で使うCSVは、表の値を別のソフトへ受け渡すためのファイル形式です。OCRは、紙や画像にある文字を読み取る機能を指します。読み取りと、会計などへの登録・承認は別の工程です。

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金額が変わりやすい、5つの条件

  • 入力のばらつき:同じ様式の書類だけか、取引先ごとに形式が異なるか。
  • データの準備:正しい資料がまとまっているか、重複・古い版の整理が必要か。
  • 連携:CSVを手動で取り込むか、複数のシステムを自動でつなぐか。
  • 確認と復旧:承認者、変更記録、失敗時の戻し方をどこまで作るか。
  • 定着支援:操作説明、マニュアル、問い合わせ対応の範囲をどうするか。

「AIを使う人数」だけでは見積もれません。小人数でも複雑な連携が必要な場合があります。希望する開始日や既存システムの管理者への確認時間も、計画に影響します。

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架空の2案を比べるときの見方

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見積もり依頼に使えるメモ

機密情報を含む書類をいきなり送る必要はありません。次の項目を、概要だけでまとめてください。未確認の項目は「未確認」のままで構いません。

架空の記入例:「営業事務2人が、メールで届く月100件のPDFを表へ入力。転記と確認が負担。まず1種類の書類を試したい」。件数や人数が未確認なら、そのまま相談できます。

見積もり依頼の記入メモを開く
改善したい作業:
担当する部署と人数:
月・週あたりの件数と、繁忙期:
入力元(紙/PDF/メールなど):
現在の転記先・使っているソフト:
特に時間がかかる工程:
間違いが起きたときの影響:
社内の確認担当・システム管理者:
希望する開始時期:
相談・研修・保守を希望する範囲:

完成条件も合意します。「動いたら完了」ではなく、対象書式、例外の戻し方、確認者が使える状態、引き渡す手順書などを具体的にします。追加作業が発生する条件と、追加前の承認方法も確認しましょう。

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金額の比較前に、見積書の空欄をなくす

2社から同じ「AI導入支援」の見積もりが届いても、含まれるものが同じとは限りません。次の欄に回答を並べると、安い・高いだけでは見えない違いを確認できます。回答がない欄は「含まれるはず」と解釈せず、確認事項にします。

比較欄具体的に書いてもらうこと
対象と上限対象業務、書式、連携先、利用者の範囲
納品物設定、プログラムや管理者権限、操作資料、テスト結果など、引渡すもの
完了条件何を試して、誰が完了と判断するか
支援範囲質問受付の方法、対応内容、対応時間や頻度の合意
追加対応書式変更、追加連携、大きな改修が別料金になる条件
終了時データ返却・削除、アカウント移管、利用を続けるために必要なこと

「研修付き」なら、誰を対象に、どの教材で、どこまで説明するのかを確認します。「保守付き」なら、不具合対応と新しい要望への対応を区別します。これらはシゴツグの契約で一律に保証する内容ではなく、見積もり時の確認項目です。

IPAのクラウド安全利用の手引き(項目12〜14)でも、サポートの連絡方法・条件、終了時のデータ返却、契約条件が確認項目になっています。解約できることと、別の環境で業務を続けられることは分けて確認しましょう。たとえば「CSVで返却」とあるなら、必要な列・添付資料・履歴も受け取れるか、移行先へ取り込めるかを尋ねます。

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自社の負担と、追加依頼の判断も見積もる

委託費以外に、会社側の資料準備、確認、研修参加、運用管理の時間が必要です。社内担当者がいないまま委託しても、何を正しい情報とするか、どの出力を承認するかは決められません。依頼先に渡す資料と、会社側が行う作業を並べます。

架空の記入例:「CSV出力まで」の依頼へ「会計への自動登録」を追加したい。費用・権限・納期への影響を確認し、承認前には進めません。

追加依頼の確認シートを開く
追加したいこと:
現在の合意範囲との違い:
必要な資料・権限・社内担当:
追加費用と月額への影響:
納期と既存作業への影響:
実施前の承認者・承認日:

効果を金額へ換算する場合も、仮定を明示します。作業時間の減少が、そのまま人件費の支払い減少になるとは限りません。時間の改善、ミスの減少、継続費用を別々に見て、会社として何を改善したいかと照らします。

同じ比較期間で、支払額と社内時間を並べる

次は見積もりを比較するためのひな形です。期間をそろえ、税抜・税込、利用人数、使用量に応じた料金の仮定をそろえて記入します。不明な費用は0円にせず「要確認」にしてください。

架空の読み方の例:6か月を比較するなら、初期対応は1回、月額の支援は契約する月数分、ツール代は使う人数・月数分を足します。未定の金額は0円ではなく「要確認」とします。

詳しい費用の記入シートを開く
比較期間:開始月から[ ]か月
初期費用:[ ]円
月額支援費 × 対象月数:[ ]円
ツール固定料金 × 人数・月数:[ ]円
使用量に応じた料金:利用量の仮定[ ]/見込額[ ]円
追加対応・移行・終了費用:[ ]円/要確認
上記の支払額合計:[ ]円(税の扱い:[ ])
別枠:社内の準備[ ]時間/確認[ ]時間/管理[ ]時間
含めていない費用と理由:[ ]

ツール料金が支援費に含まれている場合は二重計上しません。初期費用を月数で割った数字を使うときも、実際の支払い時期が変わるわけではありません。予算の上限と、月ごとの支払いを両方確認します。

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シゴツグの料金と対応範囲

初期導入は、お仕事内容に合わせて個別にお見積もりします。継続支援は、AI活用サポートが月額3万円、業務改善顧問が月額5万円から。いずれも税別です。

対応範囲や相談の頻度は、ご契約前にご案内します。月額支援は任意で、利用する外部ツールの料金は別途ご確認いただきます。新規開発や大きな改修など、月額に含まれない対応は事前にお見積もりします。

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契約前のチェックリスト

  • 初期費用、月額支援、外部サービス利用料が分かれている。
  • 対象業務・書式・連携先・完成条件が具体的である。
  • 追加料金となる対応と、事前承認の方法が明確である。
  • データを誰が管理し、契約終了後にどう返却・削除するかを確認した。
  • トラブル時の窓口と、自社側の確認担当を決めた。
  • 契約期間、更新、解約条件を確認した。

クラウドを使う場合は、費用だけでなく契約・情報管理の確認も必要です。IPA「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」第4.0版にはクラウドサービス安全利用の手引きが付属しています。利用するサービスが決まったら、その提供元の最新料金表と契約条件を確認してください。

出典は該当箇所に記載しています(2026年9月8〜9日確認)。