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徳島県の生成AI活用促進事業補助金とは:上限150万円・補助率2分の1
公益財団法人とくしま産業振興機構が実施する、徳島県内の中小企業向けの補助金です。生成AIを本格的に導入して定着させるための取組に要する経費の一部を補助します。令和8年度の募集は2026年7月15日から8月19日で、確認日時点では受付を終えています。
| 項目 | 令和8年度の内容(公式案内より) |
|---|---|
| 対象者 | 中小企業基本法上の中小企業者・小規模企業者等で、徳島県内に本社または事業所があり、直近1年以上の営業実績と決算があること。 |
| 対象の取組 | 生成AIを使った業務フローの見直し、RAG活用型・業務特化エージェント等の実装、導入効果の測定、リスク対策など。とくしまDX推進センターの支援を受けながら取り組み、他社へ横展開できるモデルになること。交付決定後に着手すること。 |
| 主な経費 | システム構築費、クラウドサービス利用料、専門家経費、消耗品費、委託費。 |
| 補助率・上限 | 2分の1以内、補助限度額150万円。 |
| 対象期間 | 交付決定日から2027年2月26日まで。 |
| 申請方法 | 申請書・事業計画書・収支予算書・宣誓書を持参または郵送。審査委員会で決定。 |
出典:とくしま産業振興機構「令和8年度 生成AI活用促進事業補助金 募集のご案内」(2026年9月12日確認)。募集要項と交付要綱の原文も同ページから入手できます。
この制度の特徴は、ツールを買うだけでは対象にならない点です。「業務フローを見直す」「効果を測る」「他社の参考になる」ことが求められます。申請の前に、どの業務を対象にし、導入前後で何を比べるかを決めておく必要があります(第5章)。
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徳島県の生成AI活用促進事業(ステージ2)とは:1社20万円の専門家派遣とツール利用料
同じくとくしま産業振興機構の制度で、「導入したいがツールの選び方が分からない」「自社の業務に合った使い方を教えてほしい」という県内中小企業が対象です。補助金の申請というより、専門家の派遣とツール利用料の助成がセットになった支援事業です。
| 項目 | 令和8年度の内容(公式案内より) |
|---|---|
| 支援の枠 | 1社あたり総額20万円のパッケージ予算。 |
| 専門家の伴走 | 業務の洗い出し、プロンプトの作成、社内ルールの策定まで専門家が直接訪問。謝金と旅費は20万円の枠から機構が専門家へ直接支払う(立て替え不要)。 |
| ツール利用料の助成 | 実証期間中に契約した生成AIツール(ChatGPT Plus、Claude、Copilot など)の利用料を、20万円から専門家経費を差し引いた残額の範囲で助成。原則、税抜実費が上限。 |
| 募集期間 | 2026年6月29日から10月30日。随時採択で、予算に達し次第、期間内でも締め切る場合あり。 |
| 申請方法 | 支援申請書(様式第4号)と確定申告書の写しをメールで提出(郵送も可)。機構のDX推進コーディネーターがヒアリングし、審査のうえ支援を決定。 |
出典:とくしま産業振興機構「生成AIを活用して業務効率化にチャレンジしたい企業を募集します!」(2026年9月12日確認)。
「応募時点で完全な計画がなくてもよい」と案内されており、初めてAIを試す会社に向いた制度です。確認日時点では募集期間内ですが、随時採択なので早めの問い合わせが安全です。
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香川県の中小企業デジタル化推進支援事業とは:無料のIT専門家派遣
香川県と公益財団法人かがわ産業支援財団が実施する制度で、デジタル技術やクラウドツールの導入を検討する県内中小企業に、無料でITコーディネータを派遣します。補助金ではなく、専門家の個別コンサルティングとセミナーが中心です。
| 項目 | 令和8年度の内容(公式案内より) |
|---|---|
| 対象者 | デジタル技術等の導入を希望する香川県内の中小企業等。定員25社。 |
| 支援の流れ | 事前調査(現地調査1回)で導入効果を判断し、見込まれる企業に個別コンサルティングを各社5回程度実施。 |
| セミナー・報告会 | デジタル技術(生成AI・RPA・IoTなど)とクラウドツール活用の2回のセミナーと、2027年2月予定の成果報告会。 |
| 費用 | 専門家派遣、セミナー、成果報告会のいずれも無料。 |
| 申込先 | 事務局の特定非営利活動法人ITCかがわへメールまたはFAX。募集は2026年5月20日開始。 |
出典:香川県「デジタル化を支援するIT専門家を派遣します」、かがわ産業支援財団「中小企業デジタル化推進支援事業」(2026年9月12日確認)。
香川県には、AI技術の研究開発を対象にした「AI技術活用加速化支援事業費補助金」もありますが、令和8年度は2026年6月までの公募で採択が終わっており、内容も製品開発向けです。事務の効率化を目的にするなら、上のIT専門家派遣のほうが入口として合っています(香川県の採択結果)。
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国のデジタル化・AI導入補助金と、県の制度の違い
全国共通の制度として、中小企業庁・中小機構が実施する「デジタル化・AI導入補助金2026」(従来のIT導入補助金)があります。登録されたITツールを、登録済みの支援事業者を通じて導入する仕組みで、申請枠や補助率、公募回は年度内でも変わります。金額や締切はこの記事には載せず、公式サイトで確認してください。
出典:デジタル化・AI導入補助金2026 公式サイト(2026年9月12日確認)。
| 制度 | 向いている状況 | 注意点 |
|---|---|---|
| 徳島県 生成AI活用促進事業補助金 | 対象業務が決まっていて、システム構築や専門家費用を含む本格導入を進めたい。 | 年1回の公募。計画書と効果測定が必要。令和8年度は受付終了。 |
| 徳島県 ステージ2 | まず専門家と一緒に、ツール選びと使い方から試したい。 | 1社20万円の枠。随時採択で予算に達したら終了。 |
| 香川県 IT専門家派遣 | 費用をかけずに、導入の方向性と計画を専門家と整理したい。 | 定員25社。補助金ではないのでツール代は自社負担。 |
| 国 デジタル化・AI導入補助金 | 登録済みの業務ソフトやクラウドを導入したい。 | 登録ツールと支援事業者を通す必要がある。枠や公募回は公式で確認。 |
同じ経費に複数の補助金を重ねて受けることはできません。県の制度と国の制度を組み合わせる場合は、どの経費をどちらに載せるかを分けて計画します。判断に迷う場合は、とくしま産業振興機構、かがわ産業支援財団、商工会議所の窓口に相談できます。
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補助金を申請する前に決めておくこと:対象業務と効果の測り方
どの制度でも、計画に書く中身は共通しています。申請書を書き始める前に、次の4つを決めておくと、書類の作成も導入後の確認も楽になります。
申請の前に、対象業務を一つに絞る

- 候補を出す繰り返している事務と、その材料を書き出す。
- 一つに絞る導入前後で結果を比べられる作業を選ぶ。
- 小さく試す計画書に書く効果の測り方を、先に決める。
- 対象にする業務を1つか2つに絞る。「事務全般」ではなく、「注文メールの転記」「見積書の下書き」のように、誰が何をしているか説明できる仕事を選びます。選び方は最初の事務作業の選び方で詳しく書いています。
- 導入前の状態を数字で残す。1件あたりの作業時間、月の件数、確認や差し戻しの回数。導入後に同じ項目で測れるようにします。測り方は残業と業務改善の記事にあります。
- 入力してよい情報の線を引く。顧客名や個人情報を生成AIに入れるかどうかは、補助金の「リスク対策」にも関わります。社内ルールの作り方を参考に、申請前に決めます。
- 費用の内訳を分ける。ツールの利用料、専門家の費用、社員研修、社内の作業時間を分けて見積もります。AI導入費用の記事のチェックリストが使えます。
シゴツグでは、補助金の申請手続きの代行は行っていません。対象業務の選び方、効果の測り方、社員が使える形にする進め方の整理をお手伝いします。手続きは各制度の案内に沿って、事業者ご自身で進めてください。
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シゴツグの見方:補助金は「導入の理由」ではなく「試す費用の助け」
補助金があるからAIを入れる、という順番にすると、対象業務が決まらないまま申請期限だけが先に来ます。先に「どの仕事の手間を減らしたいか」を決め、その費用を軽くする手段として制度を使うほうが、導入後も続きます。
徳島のステージ2や香川のIT専門家派遣のように、費用をかけずに専門家と方向性を確かめられる制度は、最初の一歩として使いやすいものです。そこで決めた対象業務を、日々の事務に合わせて具体化し、社員研修と定着まで進める部分は、徳島県・香川県の支援ページでご案内しています。
Q&A / よくある質問
徳島・香川のAI導入補助金について、よくある質問
徳島県のAI導入補助金は、いくらまで出ますか?
生成AI活用促進事業補助金は補助率2分の1以内、上限150万円です(令和8年度)。ステージ2は1社あたり総額20万円の枠で、専門家の費用とツール利用料に充てられます(第1章・第2章)。
香川県にAI導入の補助金はありますか?
事務の効率化向けには、無料でIT専門家を派遣する中小企業デジタル化推進支援事業があります。AI技術活用加速化支援事業費補助金は研究開発向けで、令和8年度の公募は終了しています(第3章)。
ChatGPTの利用料は補助の対象になりますか?
徳島県のステージ2では、実証期間中に契約した生成AIツールの利用料が助成の対象と案内されています。生成AI活用促進事業補助金でもクラウドサービス利用料が経費区分に含まれます。対象になる範囲と期間は、募集要項で確認してください。
申請はいつまでですか?
確認日(2026年9月12日)時点で、徳島県のステージ2は2026年10月30日まで(予算に達し次第終了)、生成AI活用促進事業補助金の令和8年度分は受付終了です。香川県のIT専門家派遣は定員25社で、募集状況は財団に確認してください。
各制度の内容は、とくしま産業振興機構、香川県、かがわ産業支援財団、中小機構の公式ページに基づきます(2026年9月12日確認)。募集期間・要件・金額は年度や公募回で変わるため、申請前に必ず公式の募集要項を確認してください。本記事は制度の整理で、採択や補助金の受給を保証するものではありません。転記作業の例は架空で、編集部作成です。シゴツグは補助金の申請代行を行っていません。図版とマスコットは、費用・導入の記事と共通のAI生成の概念図です。

