まず、音声で会話できる状態にする
2026年9月9日、OpenAIはVoiceのモデルと利用上限の更新を案内しました。難しい質問で検索や推論が必要なとき、GPT-5.6やGPT-6 Astraを使えるようになるという内容です。利用できるモデルはプランによります。この記事ではモデル比較より、打ち合わせ前に自分の説明を声に出す方法を試します。公式リリースノート
- スマホのChatGPTアプリ、またはPCのChatGPTを開き、新しいチャットにします。
- 入力欄にあるVoice(音声会話)のアイコンを選びます。求められたらマイクを許可し、初回は声を選びます。
- 音声会話が開いたら、下の「最初に伝えること」を読み上げます。
一度の録音を文字にする「音声入力」と、返答を聞いて会話を続ける「Voice」は別です。今回はVoiceを使います。公式の音声会話の始め方
無料で使える? ボタンが見当たらないときは?
無料プランにも制限付きの音声利用があります。有料プランも利用枠は同じではありません。9月15日時点の公式案内ではLiveのGo・Plusは直近24時間で3時間。料金・対象機能は契約画面と公式案内で確認してください。
表示される音声機能はプラン・地域・アプリの版・職場の設定などで異なります。設定のVoice欄を確認し、利用できない場合は下の例文を文字で送って練習できます。
打ち合わせの相手と目的を渡す
今日の設定:パン屋のチラシを相談する
あなたは印刷会社の営業。相手は「平日の午後にも来店してほしい」と考えるパン屋の店主です。料金・納期は未定。提案する前に、何を聞く必要があるかまで練習します。
以下を音声で読み上げます。長い場合は通常の入力欄へコピーして送ってから、同じチャットのVoiceを開き、「今渡した設定で始めます」と伝えても構いません。
最初に伝えること
これは架空の打ち合わせ練習です。 私は印刷会社の営業担当です。あなたは小さなパン屋の店主役になってください。 店主は「平日の午後にも来店してほしい」と考えています。私はチラシの相談を受けます。 予算、印刷部数、配布方法、料金、納期はまだ決まっていません。 私が最初に仕事と提案を短く説明します。「以上です」と言うまで返答を待ってください。 説明が終わったら、お客さんとして気になった点を一度に1問だけ質問し、私の回答を待ってください。 質問は合計2問。答えや模範解答は先に出さないでください。 材料にない料金・納期・効果は決めつけないでください。 2問が終わったら質問を止め、「振り返りに進みましょう」と言ってください。 まず「説明をどうぞ」とだけ返してください。

この先の会話・改善例は編集部が作った架空の見本です。音声機能の実測記録や、実際の顧客とのやり取りではありません。
声に出して、質問を2つ受けてみる
「説明をどうぞ」と返ってきたら、まず自分の言葉で話します。うまくまとめようとしすぎず、相手に何を提案したいかを伝えます。
あなた・最初の説明
私たちはチラシを作っています。お店の魅力が伝わるチラシをご提案したいです。以上です。
ChatGPT・店主役の質問例
平日の午後に来てもらうために、チラシで何を伝えるとよさそうですか?
あなた・答えの例
午後に買ってほしい商品を伺ってから、載せる内容を相談したいです。現時点では商品が分からないので、決めずに確認したいです。
ChatGPT・2つ目の質問例
まず、こちらから何を伝えればよいですか?
あなた・答えの例
午後に売りたい商品と、来てほしいお客様を教えていただけますか。ご予算や配布方法も伺ってから、内容と費用をご提案します。
質問はこの見本と同じになるとは限りません。自分の説明に対して聞かれたことへ答えてください。分からなければ「確認してからお答えします」と返し、後で調べるメモに残します。
途中で話し始める・聞き違えるとき
「まだ説明の途中です。以上ですと言うまで待ってください」と伝えて再開します。長い沈黙や周囲の声で返答が始まることもあるため、静かな場所で短く区切ると試しやすくなります。聞き違いは「今の言葉は〇〇です」と訂正してから続けます。
直す点を決めて、もう一度話す

2問が終わったら伝えること
お客さん役をいったん終え、今の私の説明を振り返ってください。 私が実際に話した内容から、伝わりやすかった点を1つ、直すとよい点を最大2つ教えてください。 「目的が伝わるか」「質問に答えているか」「未定のことを約束していないか」で見てください。 直す点がなければ無理に作らないでください。まだ模範解答は出さず、私が言い直すのを待ってください。
直すのは、話し方より「相手が知りたいこと」
見本の最初の説明では「チラシを作る」は伝わっても、店主の目的へのつながりが薄いままです。「午後の来店」と「最初に伺うこと」を先に置いてみます。
言い直した説明の見本
平日の午後の来店につながるよう、まず午後に売りたい商品と、来てほしいお客様を伺いたいです。その内容をもとにチラシの案を考えます。費用や納期は、部数や配布方法を確認してからご提案します。以上です。
「必ず来店が増える」と約束はしていません。目的・最初に聞くこと・未定の条件を整理した説明です。自分でも言い直し、次のひと言で確かめます。
もう一度聞いてもらう
今の言い直しを、最初の説明と比べてください。目的と次に確認することが伝わるか、私の発言に沿って短く教えてください。料金や効果を保証する表現があれば指摘してください。
終わったら、本番で聞くことを残す
最後の振り返りをメモにする
練習を終えます。この会話の材料と私の発言から、「確認できていること」「まだ分からないこと」「本番で最初に聞く質問」を分けて短くまとめてください。推測を事実として加えないでください。
終了ボタンで音声会話を終え、履歴の文章を確認します。文字起こしが発言と完全には一致しないこともあるので、金額や条件は元の材料に戻って確かめます。
今回の持ち帰り例
目的:平日の午後の来店について相談する。
未確認:売りたい商品、対象客、予算、部数、配布方法。
最初の質問:午後に、特に買ってほしい商品はありますか?
次は、自分の打ち合わせに置き換える
設定の「自分の役割」「相手」「相談の目的」「決まっていないこと」を替えれば、社内提案やサービス説明にも応用できます。実際の顧客情報は許可なく入力せず、まず架空の名前や材料で試しましょう。
声を出せない場所なら、文字でお客さん役に質問してもらう練習も使えます。今回は本番の打ち合わせを録音する方法ではなく、自分一人の事前練習です。
参照した公式情報
2026年9月15日確認。画面・利用できる機能・料金や上限は変更されることがあります。画像は全てこの練習を説明するための生成素材です。



